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(010724教育福祉委員会でユーチューブで検索)メモ 2019/7/24 向島地域に「敬老乗車証の使用区間の拡大を求める請願」について        赤阪 仁 ■教育福祉委員会で、請願質疑を行いました。共産党は採択を求めましたが、他党派は、留保が大勢で、採決の結果、「留保」(引き続き審議する)との結果となりました。 始めに、別紙の当局からの請願審議の報告文書が出ています。 「敬老乗車証の使用区間の拡大について」 当日は、請願趣旨は、赤阪市会議員が請願代表の増田みちこ氏の趣旨説明文に基づいて報告。
  • その後の審議は、以下の通りです。
<理事者の補足説明は足利部長> H17年から順次改善してきた。従来から敬老乗車証による竹田駅までの利用を開始。対象者が増え、現行49億円の京都市負担で、民営鉄道は対象外。民営鉄道も対象とすることは困難と説明。
  • 河合葉子市議―12月時点で伏見区市内交付率かが少ない35.1%市内平均45.1%と、利用が困難という認識はあるか。
〇交付率の格差は、地域の公共交通網も要因であるが、当局はそこまで所管する立場ではない。引き続き使いやすい制度、持続可能な制度になるように進める。
  • 敬老乗車証は高齢者の福祉の向上、社会参加が目的。向島地域は制度の漏れがあるとの認識、他にもあるか。
〇民営バス敬老乗車証は市バス地下鉄敬老乗車証を補完するもの。生活路線だが、公共交通網としては格差が出るものと認識。
  • 竹田駅を通過すると新たな負担、向島から竹田駅まで往復420円の別負担。市営地下鉄車両が走るのに別料金、不公平感の解消が当然
〇国際会館から竹田駅まで地下鉄、以南は近鉄。相互乗り入れはあくまで車両の共有。民営鉄道は敬老乗車証の適用外となっている。
  • 利便性の向上、バスの運行状態、朝8時15分、近鉄向島駅から国際会館行きはバスが走っている間は17本。ところが、病院にいくと、南に行くのは無料、向島から北行きは自己負担。何度も出ている、2018筆があり、区長懇談会でも、地域力推進室も理解して、外せない問題。H22年に自民党の方も要望。検討しているか。
〇公共交通のまちづくりと、敬老乗車証の適用が前提。厳しい財政状況であり、バス以上の鉄道負担までは困難。
  • 関係局への連携調整は。
〇交通局とも交流。現在、敬老乗車証の制度の大きな見直しを検討しているが、まだまとまっていない。今後も持続可能な使いやすいものにしていく。
  • 敬老乗車証は、健康上も、長年の市民サービスの公平性求める要望に応えていただきたい。
<取り扱い>留保―継続審議 自民―本日の所は留保で結構です。 共産党―京都市全体の問題として対策打つべき、今回採択を 公明党―留保でお願いします。 国民―過去いろいろ議論。今回は同じ方ではないので、初めて出されたことで留保 維新―向島で敬老乗車証についてのお話を聞くことが多かった。そもそも敬老パスについては別の考え方もあるので今回留保。 京都党―以前から議論ある、今回の初めての委員会でもあり留保。 (「010725まちづくり委員会」でユーチューブ検索) 2019・7・25           まちづくり委員会請願審議       赤阪仁
  • 「市営住宅の浴室の改修」について請願趣旨説明―別紙文書
  • 局からの補足説明
〇平松住宅室長 請願内容について、浴室については、まずは、浴室設置を進めている。浴室の改善は介護保険などの利用でお願いしている。
  • 赤阪―基本的な住戸の機能をみたしているか。健康で文化的な生活保障の場であるかが問題。
まずは、住戸の基準として浴室の設置を最優先に取り組んでいる
  • 京都市が賃貸住宅として貸しているなら、浴室のないところは、設置は当然早くすべき。機能は現代の社会にあう一定水準に到達すべき。
時代とともに住戸基準は変わる。現行のお風呂は改善されている。30年前に立ったところがない。
  • 先進に合わすべきで底上げ策を進めよ。風呂にシャワーがないのは問題。低所得者に負担責任はは問題。ガスガマは改善された。お風呂も同時に改善すべき。介護保険制度では、「浴槽の取り換え」は対象ではない。お風呂の中の手すりは禁止されている。どういうことか。
構造上不可能。
  • つかないはずはない。どう変えたら良いのか住民に説明し、手すりが付くように改善を求める。浴槽があっても高くて入れない、出られないでは構造上の問題、以前25年前に浴槽を一斉取り換えた。40年以上になる今、改善を。すべき時取り換えを。
以前のストック活用計画のことで計画の一環であったが、現在のストック活用計画では、EV 耐震改修、お風呂のない設置の施策を重点に進めている。
  • 毎日が危険であり、重要な課題。
お風呂の折り畳み式ドアも福祉改善制度、介護保険制度の対象となっているので活用してほしい。
  • リノベーションで子育て世代は、普通の生活で、請願項目が実現している。改善計画を持つべき
〇リノベーションは、国の補助金を使っている。次期の再来年度のストック活用計画の改定の時に様々な現状の課題を考えていかなければならない。  
  • 宇佐美副委員長―請願の項目は現状から一定理解できるが、今後検討すべき。具体的に浴槽のない住戸崇は。
〇23307個の管理戸数、そのうち設置スペースありは1943戸、全体の8%。もともと3883の浴室スペースのない住戸もある。5800は浴室がない状態です。 宇佐美―湯舟だけ、シャワーがないところの戸数は。全体で、向島は。 〇向島はリノベーションは59戸、それ以外の4174戸は全てシャワーがない。市全体でも12000戸もない。 宇佐美―どうするのか。空き家整備費の実施状況は。 〇浴室のスペースの設置は、24年度40戸、その後毎年60~70戸、30年度は52戸。 宇佐美―市営住宅基金は現状どうか。 〇29年度の残高は50億、そのうち10億は資金、その他は40億円。京都市に貸し付けに、うち30億円は一般会計から住宅供給公社に貸している。現金は10億程度。 宇佐美―敷金は住宅改修に使うためにある。ストック活用計画などで売却できることは賛成。 〇あくまでも敷金は入居者の預り金であり、使えない。 宇佐美―公営住宅を一定整理することは賛成で、その財源で措置することも考えるべき。 〇現金分の10億円は、修繕費の財源として活用している。今後とも、残高を見て活用していきたい。 宇佐美―家賃は施設の整備状況で変わるのか。賃料に反映しているか 〇現在の公営住宅法に基づき、応能、応益性で負担が原則、便益性や世帯収入を考慮している。シャワーが付けば賃料が上がる。 宇佐美―多数の状況、今後の財状況の中で検討すべき。   <態度表明>採決で、「留保」 自民党―留保 共産党―採択して住んでいる人を応援してほしい。留保。 公明党、国民、維新、京都―留保   ■「向島地域のバス路線の改善」についてー保健福祉局も参加 趣旨説明-別紙 ■理事者・西原担当部長が補足説明 別紙説明「向島地域の公共交通概略地図について。鉄道は近鉄、北東に京阪観月橋。近鉄向島駅を起点に、近鉄バスの循環バスは、朝6時から夜22時まで1時間におおむね4本以上、竹田駅直通バス日中のみ7本と併せて、平日99本が運行されている。近鉄電車で乗り換え移動することも可能であり、利便性は一定確保されている。バス電車ともおおむね1時間4本以上運行している。京都京阪バスが宇治方面に日中一時間1本運行。 ■請願項目についての本市の考え方。 ①~③の近鉄バスの増便と系路の変更については、29年度に、地域の総意と民間バス事業者の合意を得ての社会実験の取組を支援してきたが。引き続き必要な助言をしていきたい。 ②ノンステップバス導入は近鉄バスに対して早急にと申し入れてきたが、今後も要望する。 ⑤敬老乗車証は、社会参加を援助するバス路線の運賃を無料とする制度。その他の近鉄バスは身体障碍者手帳と療育手帳を対象に半額補助している、各事業者が判断している。助成拡大は財政上厳しい。 ⑥民間バスの上屋やベンチの設置については、近鉄バスに対して、本市の助成制度の活用を引き続き求めていく。 <質疑>
  • 赤阪―住民要望に応えきれていないのが請願項目。同じ敬老乗車証制度があっても運賃負担が必要。
〇西原―今回の請願者のほかにも他にも要望されていることは認識
  • 向島の為に、地域力推進室が取り組んでいる。
生活交通の維持確保のための助成制度を作っており民間バス事業者に説明している。
  • 京都市本体が出るなら対応するとのこと。京都市が申し入れるべき。
〇バス路線は生活の足として重要なものと位置付けている。H29年度本市独自の補助率の高い制度を作った。民間事業者に活用してほしいと要請しているが、最終判断は経営状況や路線の実態もあり民間バス会社であり、強要することはできない
  • 京都市は宝の持ち腐れにならないように、近鉄バスへの申し入れ。バリアフリーの立場からも働きかけを求める。
利便性の向上は、市民の利用に供すると説明している。近鉄バスに置かれては、大阪が中心の運行で400台のバスを持っている。利用の多い地域においてノンステップバスの優先導入を求めていく
  • バス便数は、竹田駅までの直結は、一日7往復。敬老乗車証を持っていても使いにくい。8時台、17時台に1増便追加してほしい、との要望。命のかかっているバスとして受け止めてほしい。
〇4台のうち一台は道路運送法上の予備車確保であり、規制上無理がある。運行体制上、広域でのバス運転手の確保の課題。現金収入が少ない、増便、経路延長などは、むつかしい。ご理解を
  • 屋根もない、ベンチもない、のが問題。バスの系統路線、増便は、地元とよく話し合うように、京都市として申し入れを。
バス路線は市民生活に大切、今後とも公共交通の充実の為に取り組んでいく
  • 屋根などバス待ち環境整備は他の民間バスでも独自の努力でつけている。独自努力を求めていただきたい。
■他党の質疑―安井市議-たくさん載っていないバスの状況、一時間に7本も走っている。民間バスは、雇用も何もかも全部民、事業者がする、バスロケや醍醐のコミバス、山科小金塚の地元の取組を支援してきた。民間バスがどうのこうのというのではなく、地域から社会実験を起こしてもらいたい。 〇地域が主体的に、取り組むことが大切。向島の方の地域の総意はどこにあるのか、利用促進を自ら進めていくことが大切と区役所からも指導している。
  • 営業ベースは一台一便あたり20人が乗っていること、増やす前に乗ろうという運動をしなければならない。できませんばかりでは進まない。増便要望があれば検討。社会実験を行う行動を始めてほしい。
<態度>留保 自民、公明、維新、京都党は、留保 共産党は採択を求めるが、理解いただくまで留保。